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次の音の「想像の予約」があなたの表現を面白くする。初めての曲、よく知らない曲ほどチャンス!

想像の予約とは


次の音を想像するとはどういうことでしょうか。

簡単に言えば、
いま声に出している音の間に、次の音程の想像をすで済ませている
ということです。

私はこれを「想像の予約と呼んでいます。」

よく考えれば当たり前のことのように思われるかもしれません。
一音ごとに次の音程を確認してから声に出すということは、話していてもありえませんよね。


「想像すること」と「知っていること」の違い


しかし、本当にそれは「想像」できているのでしょうか?
次の音が何か、次の歌詞が何かを知っているだけかもしれません。
それは想像できているかどうかとは全く違うことです。


知っているのとイメージ出来ているとは全く別のことなのです。
知っているがために想像が弱くなり、なかなかうまく表現できない人が多くいます。
演技もそうですよね。

台本に「右から脅かされて、驚く」
とあれば、慣れない人は「知っているがため」になかなか驚けません。
「わざとらしい」というやつです。
もし台本を知らずにいきなり脅かされた方がずっと驚けたでしょう。

歌でも、音程もリズムも歌詞もあっていていい声なのに下手に聞こえる人は多いですよね。
これもある種の「ワザとらしさ」かもしれません。


よく知らない曲や台本ほどチャンス!?


ですから、初見の曲や台本ほど、想像の予約つまり=表現を大切にしましょう。
初めての曲であれば、どうしても真面目に、
「まずは音とリズムをとってから、歌詞を覚えて、最後に表現をつけよう」
というパターンに陥りがちです。
これはよほど表現に自身のある方でもない限り、絶対とは言いませんがおすすめしません!!


なぜなら、前述の通り、せっかく知らなかったから感動できたのに、
しってしまうと、その知識が邪魔して感動できなくなるのです。

知らないと歌えないじゃないか!

そうです。
歌えなくていいんです。最初は。
ただし表現さえできていればです。
表現さえできていれば、歌詞が「ラ〜」になってもOK
表現さえできていれば、音がわからなくなって「息声」でごまかしても、違う音が出てもOK

お分かりでしょう。
よく知らない曲ほど、あなたの想像力、歌唱力、表現力をUPするチャンスなのです。
ピンチはチャンスなのです。

あとからだんだん楽譜上の正解に近づけることは可能です。
しかし、先に音程や歌詞を知識として覚えてしまうと、後から表現を入れるのが難しいのは、繰り返し述べたとおりです。


最大の敵は知性と理性、失敗を恐れることが最大の失敗


一つだけ難しいことがあります。
知性と理性が邪魔するということです。
我々日本人は特にですが、表現のために歌っている筈なのに、
歌詞を間違えたらかっこ悪い、音を間違えたら怒られる…
そんなくだらないことを優先してしまいます。
あえてくだらないこと、と言わせてください。
その失敗の恐れこそが最大の失敗であり、発声を誤らせ、呼吸法オタクや共鳴オタク、ミックスボイスオタクを生んでしまうのです。

近いうちの更新で、ジェスチャーを使った想像を予約する練習方法をご紹介したいと思います。
知識より想像を優先する方法です。
文章で書けるかな^^;

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