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ニセモノの一流より、三流でも「本物」を目指したい。

ボイストレーナーの浜渦です。

沢山拍手を貰いながら、本物を知る人に陰で笑われていることは良くあります。
一方、閑古鳥が鳴くステージで拍手もまばらながら、
本物を知る人に「良かった」と言われることもあります。

どちらが良いとも言えません。
しかし、後者の方が嬉しく前者を恥ずかしいと思う人も多いはずです。
たくさん拍手をもらった前者はもしかすると、ニセモノの一流であり、
全く売れなくてでも、本物に認められた後者は本物の二流、あるいは三流かもしれません。

本物を求めると儲からないことも多いのです。

もちろん、本物で一般受けもすればなお良いとは思います。
でも、私は思うのです。
みんなが本物で
その中で優劣や人気者や不人気者、上手い下手があったって、
そんなものどうでも良いじゃないかと思うのです。

超一流、一流、二流、三流、いろいろあれど、みんな本物。

そんな世界を目指したいのです。

今の世の中はどうでしょうか?
うまくやったものが一流だとすれば、それは本物でしょうか。

本物の一流はその数は限りなく少なく、
超一流になれば、探してもなかなか見つからないレベルのはず。

私はレッスンで、ただでるだけの高い声や、
うまく「聞こえる」方法を教えないというのはこういうところにその意図があります。

本物であれば、その才能やレベルにかかわらず、
個性あふれるそれぞれの表現は必ずできます。

私は上手いことを否定しているわけでも、技術を否定しているわけでもありません。
それらは素敵なこと。
しかし、それらを隠れ蓑にして、
本質を失えば、表現とは一体なんなのだろうかと・・・

この閉塞した世の中。
声を出す職業に限らず、あらゆる職種の方と一緒に、
本物とは何かを考えていきたいと思います。
私は、本物とは、包み隠さず自分の実力をそれ以上に見せることも、
それ以下に見せるような卑屈なこともせずにありのままに生きることだと思います。
それは孤独でいつ食いっぱぐれるようなことになるかわからない生き方かもしれません。
・・・しかし、だからこそ、人は助け合うのではないでしょうか?

今日も、好きなことを書かせていただきました。。。
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