【YouTube】高い声をズバッと出すコツは「音色の距離感」
ボイストレーナーの浜渦です。
普段ボイトレ記事の更新は本家サイトで行なっております。
song-voice-life.com
さて、高い声を出すこと自体がそんなに価値があることではありませんが、自分の中で圧力を高めた結果として出る高い声は、相手に気持ちの強さとなって伝わるので、やはり重要です。
ただし、出ているだけの、いわゆる「高いだけの声」「高い声が目的の高い声」にはやはりあまり意味を感じません。
というわけで、意味のある、感情表現としての伝わる高い声を出すコツをYouTubeにUPしました。
よろしければご覧ください。
第一線で活躍し続ける人たちが何をやっているかもちょっとしたものまね?を交えて実践解説しておリます。
https://youtu.be/6pFe1AaC0Lo
YouTubeチャンネル「はまうずボイストレーニングメソッド」には、体も開く喉の開け方など、これまでのボイトレや声楽のレッスンとは違う視点の、より実践的なボイストレーニングのヒントをお届けしております。
よろしければチャンネル登録をお願いします。
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さて、高い声を出すこと自体がそんなに価値があることではありませんが、自分の中で圧力を高めた結果として出る高い声は、相手に気持ちの強さとなって伝わるので、やはり重要です。
ただし、出ているだけの、いわゆる「高いだけの声」「高い声が目的の高い声」にはやはりあまり意味を感じません。
というわけで、意味のある、感情表現としての伝わる高い声を出すコツをYouTubeにUPしました。
よろしければご覧ください。
第一線で活躍し続ける人たちが何をやっているかもちょっとしたものまね?を交えて実践解説しておリます。
https://youtu.be/6pFe1AaC0Lo
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【記事更新】頑張ってもなかなか声にならない人の苦悩と、さらっと歌えてしまう人の苦悩について

ボイストレーナーの浜渦です。
本家WEBサイトでは、ボイトレ記事を少しずつ更新しています。
今日は先日更新しました記事のご紹介です。
世の中には鼻歌でも、さらっとそこそこ、喉も傷めず高い声も出て、上手く歌えてしまうタイプの人もいれば、必死に体を使って全身全霊で作りあげた呼吸でやっと声がまともに鳴り始めるタイプ(=苦労人)もいます。
【更新記事】《どっちが幸せ?鼻歌でも上手く歌えてしまう人vs.頑張っても声すらなかなか出ない人》【比較検証】
もちろん、普段の努力や練習量も大切ですが、そもそも楽しくない練習や苦しい声では練習も長続きするものではありません。特に声の場合、それでも根性を出して練習を続けた結果、余計に声が出なくなった、下手になったということがしょっちゅう起こります。練習がよく嘘をつくのです。
さて、二つのタイプ、圧倒的にさらっと歌えてしまうタイプの方がシアワセにも思えますが…実際はどうなのでしょうか?両者の考察と比較・双方に求められるものをは何か?記事に書いてみました。皆さんはどちらのタイプでしょうか?
●目次<抜粋>
1.二つのタイプと「本物の表現」の関係
2.歌どころか声もまともに鳴ってくれない人
3.本物の表現とは何か(自然表現のルール)
4.苦労せずさらっと歌える人の苦悩?
5.正しい発声法は簡単?難しいのは楽器化とバランスだ!
6.超一流は恐れている?
よろしければご覧くださいね^^
どっちが幸せ?鼻歌でも上手く歌えてしまう人vs.頑張っても声すらなかなか出ない人
「なんであんなに簡単に歌えるの?」「こっちは小学校の音楽の授業以来、自由に声を出したことなんかないのに…」世の中には鼻歌でも、喉も傷めずさらっとそこそこ上手く歌えてしまうタイプの人もいれば、必死に体を使い、重心をスポーツ選手のようにコントロ
頭の中のボイトレ知識や想いだけでは自由な世界観は描けない

ボイストレーナーの浜渦です。
どんなに豊かな世界観や発声の知識があろうと、それらを描き出すキャンバスたる体が作らなければ、表現は成り立ちません。
いえ、むしろキャンバスが素晴らしいからこそ、描きたい絵も見えてくるのです。
頭の中だけの知識や想いから一度出てきてほしいのです。動物のように…
キャンバスがあって初めて筆や絵の具の種類も決まってきます。
楽器があって、初めて演奏法が決まってきます。
私たち、声を使う歌手や声優や俳優も同じ。
体を空間と一体にした空間というキャンバス、自由に絵を描くのです。
いえ、最初は下手でもいいのです。
問題はスケールの小さいキャンバスに思い切り描いて紙を破いたり、小さなキャンバスにさらに小さく綺麗な絵を描いて満足してしまうことです。
体の楽器化があって初めて、息の使い方がわかる。
だから呼吸法が身につくのです。
ほとんど自動的に。
その呼吸を声に繋げる。
この楽器と呼吸と声のタイミングとバランスが全て。
そして作る順番も決まっています。
なぜなら人間が感動して思わず声をあげる時に、そうなるのだから。
新年のご挨拶と「新着ボイトレ動画」「新着ボイトレ記事」のご案内

あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
大晦日・お正月オンライン・ボイストレーニング・レッスンでは初めての方々とたくさんの出会いがありました。
重ねてお礼をお申し上げます。
さてこのブログを始めてもう16年?17年でしょうか。
今はもうこちらはサブ・ブログとして気まぐれに更新しておりますが、これからも言いたいこと、ボイストレー二ング業界の問題点など、建設的意見と、メイン・サイトのご紹介などを気ままにしていきたいと思いますので、どうぞy路しくお願いいたします。
さて、今年に入り、1分動画と、ボイトレ記事をそれぞれ1本ずつアップしました!
よろしければご覧くださいませ。
●1分動画はこちらです(スマホの場合全画面表示をお勧めします)
【音符と音符の間を歌おう!楽譜が読める人ほどヘタになる?読めない人ほど自由に歌える?】自由に自分らしく歌う方法
●更新記事はこちらです
【ボイトレは才能を楽しく育て、自分を作り上げていく「道」】
ボイストレーナーとして、ボイトレとは何か、なぜボイストレーナーを続けているのか、表現とは。
その思いを新年のご挨拶に代えて、徒然なるままに。トレーナーの人にも読んでいただければ幸いです。
https://song-voice-life.com/voice-training-way/
新年に入り、新型コロナウィルスが猛威を振るっておりますが、感染対策をできる限りしつつ、東高円寺・新宿でのスタジオレッスンも続けてまいります。また関西(尼崎)レッスンも引き続き行う予定です。
今年は名古屋でもできればなあ、と思っております!
コロナウィルスに対する考え方は人それぞれであり、どの意見を聞いても「それはその人にとって正解だろうなあ」と思いますし、それぞれに一理あるなと思ったりもします。しかし、私は答えを知っているわけではありません。
多くの方と接するボイストレーナーとしては、できるだけ最大公約数的に、多くの人にとってなるべく不安を感じさせないような方向で、またスタジオの方針に従って対策を重ねていきたいと思います。
このような言い方は或いはずるいのかもしれませんが、より不安に思う方になるべく寄り添い、いろんな立場の方が歩み寄ることができるところを探していきたいと思います。
そんな中でまた、発表会ライブも開催できればなあとも思っております。
全ての方にご納得いただくことは不可能かと思いますが、何卒よろしくお願いいたします。
ボイストレーナー 浜渦弘志
大晦日~お正月割引ボイトレ・レッスン
ボイストレーナーの浜渦です。
2021年大晦日~2022年お正月レッスンのご案内です。今年は開催しない予定でしたが、「今年はやらないのですか?」のお声にお応えし、オンラインレッスンを割引料金で開催します。

●開催日
2021年12月31日~2022年1月3日
●レッスン料金(オンライン)
・体験レッスン→無料
・レッスン生の方→20%オフ
(元旦は30%オフ)
※人数限定
※お申し込み時にブログを見た旨、お書き添えください。
対面をご希望の方はお問い合わせください。
●お申し込み締め切り日
当日でも時間が合えば開催しますので、締め切り日はありません。
●お問い合わせ・お申し込み
はまうずブレスデザインWEBサイトよりお願いします。
https://song-voice-life.com/contact/
●対象
一年の締めくくりに体を使い切りたい方、新しい年を勢いをつけたい方へ。
歌が上手くなること、自然に声を出すことってこういうことだったのか…これまでのレッスンの問題点を解決した画期的レッスンをお届けします。
楽譜が読めない、音痴、レッスンが怖い、いままで習っていたけど上手くならなかった、習うほど迷い、下手になる、緊張してどうしようも無い、声にコンプレックスがある、今まで知らなかった本当の自分に出会ってみたい…どんな方でも大丈夫です。
ご応募、ゆるくお待ちしております♪
2021年大晦日~2022年お正月レッスンのご案内です。今年は開催しない予定でしたが、「今年はやらないのですか?」のお声にお応えし、オンラインレッスンを割引料金で開催します。

●開催日
2021年12月31日~2022年1月3日
●レッスン料金(オンライン)
・体験レッスン→無料
・レッスン生の方→20%オフ
(元旦は30%オフ)
※人数限定
※お申し込み時にブログを見た旨、お書き添えください。
対面をご希望の方はお問い合わせください。
●お申し込み締め切り日
当日でも時間が合えば開催しますので、締め切り日はありません。
●お問い合わせ・お申し込み
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https://song-voice-life.com/contact/
●対象
一年の締めくくりに体を使い切りたい方、新しい年を勢いをつけたい方へ。
歌が上手くなること、自然に声を出すことってこういうことだったのか…これまでのレッスンの問題点を解決した画期的レッスンをお届けします。
楽譜が読めない、音痴、レッスンが怖い、いままで習っていたけど上手くならなかった、習うほど迷い、下手になる、緊張してどうしようも無い、声にコンプレックスがある、今まで知らなかった本当の自分に出会ってみたい…どんな方でも大丈夫です。
ご応募、ゆるくお待ちしております♪
楽譜が読める人ほど歌が下手になる傾向について
ボイストレーナーの浜渦です。
楽譜が読める人ほど歌が下手になる…
読めないのに自由に歌える…
これはもう厳然たる事実です。
「読めないからへたじゃないの?」
楽譜に書いてある音は、作曲家が感じた、ほんの一部、代表的な音し書いてありません。全部書くと線になるか、真っ黒になるでしょう。
その間をどう繋げ、どう埋めるか。それが人が歌うということでしょう。
おわかりでしょうか?
つまり読める人はそのホンの一部の音だけを歌おうとしてしまうのです…その結果…
詳しくはまた、本サイトに書きますね^_^
楽譜が読める人ほど歌が下手になる…
読めないのに自由に歌える…
これはもう厳然たる事実です。
「読めないからへたじゃないの?」
楽譜に書いてある音は、作曲家が感じた、ほんの一部、代表的な音し書いてありません。全部書くと線になるか、真っ黒になるでしょう。
その間をどう繋げ、どう埋めるか。それが人が歌うということでしょう。
おわかりでしょうか?
つまり読める人はそのホンの一部の音だけを歌おうとしてしまうのです…その結果…
詳しくはまた、本サイトに書きますね^_^
腹式やミックスボイスで劇的歌が上手くなる…なるわけがない!
ボイストレーナーの浜渦です。
こちらはサブブログです。
だから本音…だけでなく、怒りやタブーにも切り込んで行きます…
本ブログはこちら
ちょっと twitterで吠えました💦
「歌の上達って、良い声になるとか、呼吸法を知るとか音程が正しくなる事じゃない…それらは本来、上手くなる過程で自然に身につくものなんだから。上手くなるとはどういうことかを知らないと、どんな努力も報われない。それを教えずに、共鳴が、ミックスボイスがって教えたってだめなんだよ。」
全く、この通りなんです。上手くなることの第一歩って、自分の体を楽器にして自分の表現で、いまできる、立派でも、ナントカボイスでもない、けれど最高のフツーの話し声くらいで自由なイントネーションでそれこそ適当に声を出せること、なんですよ。
だって、犬や猫はそれをやってるんです。そこに楽譜や言葉を融合させるのが人間…
共鳴やミックスボイスを教えたがるのはわかります。でもね、それで上手くなる人は、なんてそれこそ、教えなくてもうまくなるような人です。
恐ろしいのは、仮に共鳴を習って、音程も発音も正しくなって、いい声で、つまり色々身についたけれど…聞いてられないような表現…つまり下手というやつです。何もかもあっていて下手で伝わらない、こうなってしまうとかなり厄介なんです。
クラシック(声楽)の人には、何十年やっても上手くならない人がたくさんいます。
何故だと思いますか?
自分の表現の前に楽譜、発音、発声から入ってとりわけ自分の意思で任意に動かせないのに、声帯を集めろ!とかやっちゃう。
…うまくなるわけないんです。
私はそんな人をたくさん見てきました。
楽譜読めるなんていいじゃないか?
楽譜には代表的な音しか書いてないんです…詳しくはまた書くかYouTubeチャンネルにあげますが、その代表的な音しか歌わなくなると…。
…私も…もちろん、その一人だったのです。
レッスンはできるひとの目線や、論理ありき、根性論ではお金をいただく価値は無い。
…私はそう思うのです。
吠えちゃいました💦
やんわりに改変して本ブログに載せるかも知れませんので、その時は比較してみてください(笑)
こちらはサブブログです。
だから本音…だけでなく、怒りやタブーにも切り込んで行きます…
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ちょっと twitterで吠えました💦
歌の上達って、良い声になるとか、呼吸法を知るとか音程が正しくなる事じゃない…それらは本来、上手くなる過程で自然に身につくものなんだから。
— ボイストレーナー浜渦弘志 (@h_hamauzu) December 12, 2021
上手くなるとはどういうことかを知らないと、どんな努力も報われない。
それを教えずに、共鳴が、ミックスボイスがって教えたってだめなんだよ。
「歌の上達って、良い声になるとか、呼吸法を知るとか音程が正しくなる事じゃない…それらは本来、上手くなる過程で自然に身につくものなんだから。上手くなるとはどういうことかを知らないと、どんな努力も報われない。それを教えずに、共鳴が、ミックスボイスがって教えたってだめなんだよ。」
全く、この通りなんです。上手くなることの第一歩って、自分の体を楽器にして自分の表現で、いまできる、立派でも、ナントカボイスでもない、けれど最高のフツーの話し声くらいで自由なイントネーションでそれこそ適当に声を出せること、なんですよ。
だって、犬や猫はそれをやってるんです。そこに楽譜や言葉を融合させるのが人間…
共鳴やミックスボイスを教えたがるのはわかります。でもね、それで上手くなる人は、なんてそれこそ、教えなくてもうまくなるような人です。
恐ろしいのは、仮に共鳴を習って、音程も発音も正しくなって、いい声で、つまり色々身についたけれど…聞いてられないような表現…つまり下手というやつです。何もかもあっていて下手で伝わらない、こうなってしまうとかなり厄介なんです。
クラシック(声楽)の人には、何十年やっても上手くならない人がたくさんいます。
何故だと思いますか?
自分の表現の前に楽譜、発音、発声から入ってとりわけ自分の意思で任意に動かせないのに、声帯を集めろ!とかやっちゃう。
…うまくなるわけないんです。
私はそんな人をたくさん見てきました。
楽譜読めるなんていいじゃないか?
楽譜には代表的な音しか書いてないんです…詳しくはまた書くかYouTubeチャンネルにあげますが、その代表的な音しか歌わなくなると…。
…私も…もちろん、その一人だったのです。
レッスンはできるひとの目線や、論理ありき、根性論ではお金をいただく価値は無い。
…私はそう思うのです。
吠えちゃいました💦
やんわりに改変して本ブログに載せるかも知れませんので、その時は比較してみてください(笑)
声のジャンルの奴隷になるな
ボイストレーナーの浜渦です。
まず自分だけの自由な表現と声があり、その後にジャンルを載せるのが本筋です。
…ですが、多くの人はプロでさえ、まずジャズだ、声楽だ、ロックだ…と、そのジャンルを、そのジャンルっぽく歌おうとしてしまいます。
しかしジャンルありきでは、それっぽくはなっても、決して自分の表現は載らない…。
ジャンルを外した所にあなたがいます。
オペラ歌手でも役者さんでも、本当にすごい人は、職業ではなく、名前で覚えますよね。
「あ、オペラ歌手だ!」ではなく「〇〇さんだ!」
「あ、役者だ!」ではなく「水谷豊さんだ!」もっと言えば「右京さんだ!」
では自分の表現を優先するとはなんでしょうか。
それは…
感動したり驚いた時に思わず出るような、全く作らない自分だけの呼吸と話すような表現の声の自然な形を知り、いつでもそれを自由に表へ出せるようなシステムを体に作ること、すなわち体の楽器化とその扱いを知ることです。それが自分を生かす表現の基礎でもあります。
基礎を無視してジャンルの流儀や基本に囚われると、自分の個性を自分で塞いでしまうのです。
いろんなボイトレを見てきましたが、基礎を教えてくれるところはほとんどありません。教える方ができても、それを実際教えるのがとても難しいのと、、、言いにくいですが、基礎がなにかをわかっていない指導者も多いのです。
腹式呼吸や鼻腔共鳴やら、感情の付け方などは基本や応用であり、基礎ではありません。
ボイトレ、歌うことや話すことなど、声の表現における、基礎練習と基本練習と応用練習の違いはなんでしょうか。この三つはどのような関係にあり、まずどれをやるべきか…それはまた次回…
とにもかくにも…
自分の前にジャンルを歌うな。
ジャンルの前に自分を歌え。
表現はもっと自由だ。
まず自分だけの自由な表現と声があり、その後にジャンルを載せるのが本筋です。
…ですが、多くの人はプロでさえ、まずジャズだ、声楽だ、ロックだ…と、そのジャンルを、そのジャンルっぽく歌おうとしてしまいます。
しかしジャンルありきでは、それっぽくはなっても、決して自分の表現は載らない…。
ジャンルを外した所にあなたがいます。
オペラ歌手でも役者さんでも、本当にすごい人は、職業ではなく、名前で覚えますよね。
「あ、オペラ歌手だ!」ではなく「〇〇さんだ!」
「あ、役者だ!」ではなく「水谷豊さんだ!」もっと言えば「右京さんだ!」
では自分の表現を優先するとはなんでしょうか。
それは…
感動したり驚いた時に思わず出るような、全く作らない自分だけの呼吸と話すような表現の声の自然な形を知り、いつでもそれを自由に表へ出せるようなシステムを体に作ること、すなわち体の楽器化とその扱いを知ることです。それが自分を生かす表現の基礎でもあります。
基礎を無視してジャンルの流儀や基本に囚われると、自分の個性を自分で塞いでしまうのです。
いろんなボイトレを見てきましたが、基礎を教えてくれるところはほとんどありません。教える方ができても、それを実際教えるのがとても難しいのと、、、言いにくいですが、基礎がなにかをわかっていない指導者も多いのです。
腹式呼吸や鼻腔共鳴やら、感情の付け方などは基本や応用であり、基礎ではありません。
ボイトレ、歌うことや話すことなど、声の表現における、基礎練習と基本練習と応用練習の違いはなんでしょうか。この三つはどのような関係にあり、まずどれをやるべきか…それはまた次回…
とにもかくにも…
自分の前にジャンルを歌うな。
ジャンルの前に自分を歌え。
表現はもっと自由だ。
【YouTube】腹式呼吸も自動的に始まる体の楽器化【動画】
ボイストレーナーの浜渦です。
YouTubeチャンネルに本当の基礎シリーズの動画を追加しました。

ポイントは、体の楽器化で「強い呼吸圧」を作ることです。
実際、腹式呼吸は難しくはありません。しかし、多くの方はただ習った通りに、腹式呼吸をしてしまっているだけで、それがスケールの大きな伝わる表現になっていません。
その理由は簡単です。腹式呼吸で横隔膜が圧力をかけるべき相手である胸周りがしぼんでいたり、横隔膜が肺を押した途端しぼんでしまい、空気がどんどん抜けて、圧力がそもそもかけられない状態だからです。
圧力をかけるというのは、例えば、パンパンに膨らんだビーチボールを、外側からも押してやると言うようなイメージです。つまり、内側から空気を入れてパンパンに張っているために、外側から押した瞬間から弾力を感じ、さらに強い圧力を作ることができる状態です。
ダメな腹式呼吸は、外から押した分だけ空気が抜ける、またそもそも空気が入っていない状態ですね。
しかし、内側の膨らみをキープしつつ、外側からも圧力をかけられれば、強くてしかも息漏れのない声帯を自然に振動させる最適な呼吸を作ることができます。ここから思わず出るような話すような語るような声が生まれ、自然な歌唱力が生まれるのです。
ただ上手く歌うのではなく、自然であり、伝わり、気づいたら上手くなっている…そんな本当の基礎を手に入れる参考にしていただければ幸いです。
YouTubeチャンネルに本当の基礎シリーズの動画を追加しました。

ポイントは、体の楽器化で「強い呼吸圧」を作ることです。
実際、腹式呼吸は難しくはありません。しかし、多くの方はただ習った通りに、腹式呼吸をしてしまっているだけで、それがスケールの大きな伝わる表現になっていません。
その理由は簡単です。腹式呼吸で横隔膜が圧力をかけるべき相手である胸周りがしぼんでいたり、横隔膜が肺を押した途端しぼんでしまい、空気がどんどん抜けて、圧力がそもそもかけられない状態だからです。
圧力をかけるというのは、例えば、パンパンに膨らんだビーチボールを、外側からも押してやると言うようなイメージです。つまり、内側から空気を入れてパンパンに張っているために、外側から押した瞬間から弾力を感じ、さらに強い圧力を作ることができる状態です。
ダメな腹式呼吸は、外から押した分だけ空気が抜ける、またそもそも空気が入っていない状態ですね。
しかし、内側の膨らみをキープしつつ、外側からも圧力をかけられれば、強くてしかも息漏れのない声帯を自然に振動させる最適な呼吸を作ることができます。ここから思わず出るような話すような語るような声が生まれ、自然な歌唱力が生まれるのです。
ただ上手く歌うのではなく、自然であり、伝わり、気づいたら上手くなっている…そんな本当の基礎を手に入れる参考にしていただければ幸いです。
「ボイストレーナーのとある一日」エッセイ風

2年前(2019年)の今頃の季節、私は関西は尼崎、ローゼンビートにてレッスンをしておりました。そのレッスン場所までの道のりを、ふざけて?facebookにエッセイ風にしたためたもが、ひょっと出てきましたので、こちらでコソッと発表します。ひまでひまで仕方ない方のひまつぶしになれば…あるボイストレーナーの生態。
第1章 大阪駅から阪急うめだ駅へ
…どうにかこうにか大阪についた。今日から「シノギ」の場は関西なのだ。
御堂筋線のコンコースを歩く。建物の中というのになんとなく秋を感じる。その風が心の中をスーッと通り抜けては、時折胸を刺す…秋が来るたびに「おセンチ」な感情に支配される…歳をとったせいだろうか?それが年々酷くなる。
そんな悲しさにも似た寂しさを覆うべく「パーカー」を持ってきたのは正解と言うべきか。我ながら用意が良い…と、得意顔。
そうだ。昔から俺はそうなのだ。こんな小さなことで「奈落」に落とされては、こんな小さなことで這い上がる。それを繰り返してきた。
(そういえば舞台で「奈落」落ちたことはあったろうか)
そんなことを考えながら歩いていても、自然と足は阪急の梅田駅へと向かっている…関西人の習性だろうか。
このままいけば目的地にはかなり早く着く。それも能がない。どこかにサテンでもないものか…と思いながらもすでに改札をくぐってしまっていた。
…サテンがなかったわけではない。(むしろたくさんあった)しかし、この店は客が多いだの、タバコくさそうなどと、ひとしきり難癖をつけては歩を進めるうちに、終ぞどこにも入れなかったのだ。いや、私の好む「空いていて、あまりやる気はないが美味しく、そこそこ安くて「チェーン店ではない」店など「ほぼ」ないのだが。(ドトールはまあ行けるが、星なんとかやら、シロノ…いや、いまはやめておこう)
…全く遣る瀬無いような気持ち。
この「妥協できない性格」は幼少期~30歳くらいまでで完全に培われてしまったのだろう。どんなにお腹が空いても、良さそうな店がなければ食わないという度し難い性格。
もっと勇気をもってはみ出していたら「別の人生」もあったかもしれない…(いや、これは兄以外の誰にもわからない事だからこれ以上は言うまい。そんなことに限ってアドバイスをくれるありがた迷惑な御仁も多いのだが)。そんなくだらないことをツラツラと考えているうち、神戸線のホームについてしまった。ついて仕舞えば梅田駅のピカピカの床に感動しながら、足早に乗り込む自分がいるのだった。
第2章 レッスン終えて…
某月某日
目的地至近の私鉄線I駅に降り立った。
…あにはからんや、真夏の様相。ここまで「ココロ」を温めてくれたパーカーを脱ぎ捨てた。いや、捨てちゃいないが…。
しかし、暑いくせに秋の風。
どっちか、はっきりしてくれ。これじゃ俺そのものじゃないか…。
前を歩く御仁も右へ左へふらつきながら、如何にも暑そうな様子。
「(そんな歩き方では靴が片減りするぞ)」などと余計なお節介心を抱きながら…私もリュックと仕事への責任感というふたつの重い荷物を背負い、同じくフラフラとおぼつかない足取りで目的地へ向かうのだった。
あれだけ蝉の鳴き声がうるさかった目的地の裏手にある公園も、今や静まり返っている…
閑話休題。ついでというわけではないが、ここで私の仕事について書いておく。私はしがないボイストレーナーという仕事をしている。
感情に訴えたいとき程必要なのが、自由に動く五感と、自分を外から見つめる極めて冷静な客観性。それを今日も伝えられただろうか。
…まあよい。私は満足だ。トレーナーが満足しないレッスンなぞ楽しいはずもない。
…そう自分に言い聞かせる。
そう。私は「人のために」とか「感謝することは良いこと」などと型にはまった考えは大嫌いなのだ。
断っておくが、その行為を否定しているのではない。これらは結果的に行うことであって、疑いなく、自分で消化せずに、「感謝することが良いことだからから良い」という無思考が嫌いなのだ。
…と、くだらない愚痴をこぼすうちに紙面も尽きてきた。最後に何を書こうか…
そうそう。そういえば、今日電車でモゾモゾしていたサラリーマン。私は直感的に「(彼は次の駅で降りる)」そう思った。
やはり降りた。
…彼は間に合っただろうか、トイレに…。
※この作品はフィクションです(タブン)。実在する、人物・地名 ・団体とは、タブン関係ありません。